税理士専門経営パートナー、
税理士事務所経営サポートセンターの
亀山洋平です。
本日お伝えする3つ目の成功モデルは、
「少人数型事務所モデル」
です。
少人数型事務所モデルとは?
このモデルは、
ズバリ、
「拡大戦略を取らない」
この戦略が肝です。
中小企業の法人数は、
1999年に484万社だったものが、
2016年においては357万社と
大きく減少しています。
(2018年11月中小企業庁発表の
「中小企業白書」より)
一方で、
税理士の登録数は
年々増加しており、
税理士事務所の数も
増え続けています。
当然ではありますが
「需要と供給の関係」により、
マーケットが縮小しているのに、
供給者である税理士事務所の数が
増えているということは、
「過当競争になっている」
ということが言えます。
今後も、中小企業の数が
減少していく流れは
変わらないでしょう。
このような時代背景を踏まえることが
まず重要となってきます。
「スタッフの数を増やす」
イコール
「固定費の負担増」
となり、
拡大戦略を取る場合は、
常に新規顧問先開拓を
し続けなければならない、
ということになります。
今後、「生き残っていく税理士事務所」とは?
あえて、
拡大戦略を取らず、
所長先生おひとり
もしくは
少数精鋭のスタッフだけ
という経営戦略も、
これからの
税理士事務所経営を
考えた際に、
有効となると考えています。
これからの時代は、
「規模拡大」
もしくは
「ニッチでNo.1」
どちらかでないと生き残りが
困難になります。
「中途半端」がもっとも
「選ばれない事務所」
となってしまうのです。
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