税理士専門経営パートナー、
税理士事務所経営サポートセンターの
亀山洋平です。
本日は、
「スタッフの定着」
をテーマにお話をします。
最近は、税理士業界に限らず、
あらゆる業界において
「人材不足」が
大きな経営課題となっています。
「スタッフを募集しても、人が集まらない…」
「いざ採用できても、すぐに辞めてしまう…」
「所長が求める人材が集まらない…」
・・・
今まで以上に、
「人」に関する悩みを持たれている先生が
多くなっています。
これらの課題に共通する原因が
実はあります。
それは何でしょうか?
スタッフがすぐにやめてしまう理由とは?
共通する原因は、
「事務所のビジョン・ミッションがないこと」
もしくは、
「ビジョン・ミッションが採用候補者やスタッフに
伝わっていないこと」
です。
求人情報ウェブサイトを運営するWantedlyの仲社長は、
「最近の20代30代は会社選びの際に、
ビジョンに『共感』できるかどうかを重視する」
このように言っています。
これからのスタッフ採用と定着のキーワードは、
「共感」
これにあると私も考えています。
「最近の若者は欲がないし、何を考えているのか
わからない」
先日、60代の所長先生と話しをしていた時に、
こんなことを言われました。
経営コンサルタントの大前研一氏が、
今の日本を「低欲望社会」と表現したように、
若者だけでなく、国民全体として、
欲がなくなっているのかもしれませんね。
だからこそ、
「所長や事務所の理念やビジョン、ミッションに
共感できるか」
これらを企業選びの際に
非常に重視するようになっています。
先生の事務所では、
「ビジョン=事務所の理想の状態」
「ミッション=使命感をもってやること」
を明確にしていますか?
また、
これらを事務所のスタッフや採用候補者に
日々、伝えていますか?
まずは、
「ビジョン・ミッションを明確にすること」
から始めてみましょう。
これを明確にすることは、
スタッフの採用・定着・育成に
効果的であるだけではなく、
実は、売上アップの土台にもなります。
次回以降で、
「ビジョン」と「ミッション」について
もう少し詳しくお話をしますね。
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