税理士専門経営パートナー、
税理士事務所経営サポートセンターの
亀山洋平です。
本日は、
「ビジョンを考える意義」
これについてお話をしますね。
「ビジョンを明確にすることは、
売上アップの土台になり、
スタッフの採用・定着・育成
にも効果的」
このようなことを書きました。
先生あるいは先生の事務所は
ビジョンを明確にされていますか?
ビジョンを明確にする意義をお伝えする前に、
「そもそもビジョンって何?」
これについてしっかりと定義を書きますね。
“ビジョン”とは?
「ビジョン=先生・事務所の理想の状態」
別の言い方をすると、
「事務所がどうありたいかの方向性」
となります。
「ビジョンを考えてみたのですが、
取り繕ったようなもので、
どうも自分自身で腑に落ちません…」
このような声をコンサルティングの現場で、
所長先生からよく聞きます。
ビジョンを考える際には、
所長先生とマンツーマンで半日間、
事務所で膝を突き合わせて一緒に考えます。
ワークを大量におこない、
先生の頭の中を一緒に整理していきます。
ビジョンが本当に先生自身が納得感あるものに
昇華された時には、
先生の事務所経営に対する迷いがなくなり、
スタッフへの求心力が高まり、
事務所のロイヤルカスタマー=ファンが増え、
結果として、
事務所売上が2倍、3倍とアップします。
それでは、
心から震えたつ“ビジョン”を考える際のポイントは
何か?
これについてお話をします。
ビジョンを考えるコツは?
ズバリ、
先生は、
「誰の」
「どんな困り事」
を救いたいのか?
その結果として、
世界をどう変えたいのか?
これを考えることが、
「ビジョン策定」の正しいやり方です。
考える際は、
「先生の過去の棚卸し」
を徹底的にすることが重要です。
「どのような時に喜びややりがいを感じるのか?」
「子供の頃の夢は?」
「モチベーションが上がる時はどのような時か?」
「尊敬する人は?」
「お金に制限がないとしたらやりたいことは?」
・・・
など実際のコンサルティングでは100近い質問を
おこない、マンツーマンで先生や事務所のビジョンを
研ぎ澄ましていきます。
こうして、
見つけたビジョンは、
経営者として、先生が本気で叶えたい夢。
体裁よく整えた言葉、
かっこつけた言葉ではなく、
本気で自分をモチベートできるビジョン
を見つけることが重要です。
そして、
スタッフ・顧問先をビジョンに巻き込んでいくこと
これこそが目指したい姿となります。
ビジョンを研ぎ澄ましていく際に、
忘れてはいけないのは、
「誰の」
「どんな困り事」
を救いたいのか?
これを意識し、
ビジョンを考えてみましょう。
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