なぜあなたのサービスは売れないのか? 〜年商300億円企業の社長の教え〜

税理士専門経営パートナー、
税理士事務所経営サポートセンターの
亀山洋平です。

本日は「なぜあなたのサービスは売れないのか? 〜年商300億円企業の社長の教え〜」についてお話をします。

私自身の失敗体験を告白します。

先日、ご縁をいただき、
関西の年商300億円企業の社長と
会食をさせていただく機会がありました。

製造業をされており世界中に支社、工場があり、
その業界では知らない人はいないという
企業の社長です。

関西弁ゴリゴリの方です。

銀座の会員制料亭で食事をさせていただき、
お酒も適度に入ってきた頃に社長から言われた一言。

君の話はまったく面白くない

「君の話はまったく面白くないし、記憶に残らん」

あまりにいきなりストレートに伝えられたので、
何も言い返せずにいると、

社長は笑いながら

「何でかわかるか?」
このように質問をしました。

「・・・」

恥ずかしながら、ここでも明確に答えられずにいると

社長は
「何でか教えたるわ」
と言ってくれました。

年商300億円企業の社長の教え

「むかしむかしはな、食べ物も十分になかったときは、
人は“食べ物”を求めたやろ。

食べ物が満たされるようになったら、
人が次に求めたのは“モノ”や。
いろんな“モノ”が新たに作られ、改良され、
人はより良い“モノ”を求めるようになった。

でも今は“モノ”も溢れている時代や。
“モノ”を人が買わない時代になってきたんや。

そんな今、求められるもん。

それはな・・・

“モノガタリ(物語)”や。

商品やサービス、そしてお前自身の
“物語”を売らな、
今の時代はお客さんから覚えてもらえへん。
つまりは、売れへんってことやな。

お前の話には“物語”がない。
だから、記憶に残らへんのや」

実に痛快でした。
説得力がありました。
1ミリも否定できません。

そして、初対面の私に
このように熱い言葉をかけていただけることに
感動しました。

確かに、今の世の中で売れているもの、
例えばAppleのiPhoneを考えても、
商品にまつわる“物語”をジョブズは
プレゼンし、多くのファンを創っていますよね。

そして、私たち人間は、
子供の頃に親から聴いたり、読んだりした
“物語”は今でもよく覚えていたりします。

時間が経っても忘れないのですね。

先生のサービスも目に見えないサービスです。
見込み顧問先にとって、
他の事務所との違いがわかりにくいものです。

だからこそ、
先生の“物語”
事務所の“物語”
これらを伝えていくことが
大切になってくるのですよね。

私の失敗体験からぜひ学んでいただけたら幸いです。

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