税理士事務所に求められる“No.2”とは?

税理士専門経営パートナー、
税理士事務所経営サポートセンターの
亀山洋平です。

本日は「税理士事務所に求められる“No.2”とは?」についてお話をします。

前回の投稿で
美容室チェーン アースホールディングスNo.2の
山下誠司さんの著書

『年収1億円になる人の習慣』
をご紹介しました。

税理士事務所として成長し続けているところは、
必ずといっていい程、
“所長を支えるNo.2”
がいます。

そして、
所長との役割分断が絶妙で、
組織として非常に強固な仕組みが
構築できているという特徴もあります。

例えば、
所長は事務所のマーケティング、営業に集中し、
No.2に実務の統括を任せています。

先生の事務所も
“組織化”
を考える際は
ぜひ“No.2の育成”

これを考えてみて下さい。

先生のビジョンを理解し、支えるNo.2が
いることで、成長スピードは2倍、3倍・・・
と加速していきます。

最強のNo.2としてトップを支える山下さんと
私が役員として入っている会社の代表であり、
『年収1億円思考』著者の江上治が2人で
講演を以前しました。

この講演の内容には
先生の事務所の“No.2育成”のヒントが
盛り沢山です。

ナンバー2とは?

トップは最高経営責任者(CEO)であり、意思決定の責任者。

ナンバー2は最高業務執行責任者(COO)であり全社員の手本。

ポイントは、
ナンバー2は単なる補佐役ではない
ということです。

スポーツで言うと、
監督ではなくキャプテン
ということですね。

ナンバー2の役割とは?

トップの力量を生かすも殺すもナンバー2次第。

目的のある集団はナンバー2で決まる。

会社という組織が成長できるかどうかのカギを
握っているのは
ナンバー2。

命運はトップが握っている。

社長を尊敬せずして、
ナンバー2の役割は果たせない。

ナンバー2は1言われたら、
10やらなきゃ×

ナンバー2の心得

①自分の美学を捨てよ

これが一番難しい。
つい自分が出てしまう。
自分の考えや価値観を捨てて、トップに従う。

②トップの考え方を徹底的に理解せよ

トップの考えや考え方を知り抜く。
会社に2つの考え方はいらない。
自分が良いと思ったことを勝手にしては×

③愚直であれ。とことん愚直であれ

頭のいいバカになる。
すごい人ほど自分を「すごい」と言わない。
バカになり切る。

先生の事務所に置き換えて、実践してみましょう!

以上、講演のポイントをまとめましたが、
先生の事務所に置き換えて
ぜひ少しずつ実践をしてみて下さい。

No.2育成をはじめ、
人材育成は
所長が意識的に実践しないと
いつまでたっても始まりません。

つい、目の前の仕事に忙殺されて、
人材育成は後回し。
このようになってしまう事務所が
少なくありません。

ぜひ目の前の仕事も大切にされながら、
将来への投資も少しずつ
始めてみましょう。

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