税理士専門経営パートナー、
税理士事務所経営サポートセンターの
亀山洋平です。
昨日お話をした
「特化型事務所モデル」
の具体的な特化方法をお伝えします。
まず、ひとつ目は
「業種特化型モデル」
となります。
業種特化型モデルとは?
事務所のターゲットとする
「業種」を絞り、
絞った業種に専門特化し、
サービス提供をすることです。
例えば、
私のクライアントの事務所では、
・ドクター特化
・歯科医院特化
・飲食業特化
・不動産業特化
などの業種特化型があります。
業種特化することで、
多くのメリットがあります。
まず、
「見込み顧問先からの反応率」
これが圧倒的に変わります。
大切なお金を払う以上、
より専門性が高い事務所の方が、
選ばれるのは当然ですよね。
「自分のためのサービスなのだ」
このように見込み顧問先に
思ってもらえるようにすることが
ポイントです。
さらに、
「スタッフ教育の効率性」
という観点からも、
業種特化は有効です。
とかく、
税理士事務所に求められる知識の
範囲は広大であり、常に知識の
アップデートが求められます。
業種特化することで、業種に関連した
知識に絞って、専門性を高めるという
道が見えてきます。
その結果、
「やらなければいけないこと」
これが明確になり、
顧問先のための知識強化に
絞ることができるのです。
とてもメリットが多い「業務特化型モデル」
なのですが、まだ導入している事務所は
少ないのが現状ですので、チャンスがあります。
もう一つの特化型モデルは、
「業務特化型モデル」
となります。
業務特化型モデルとは?
このモデルは、
「サービス提供の範囲を絞ること」
これがポイントとなります。
例えば、
・相続専門
・記帳代行はやらない
・経営コンサルティングに注力
・経営者の目標達成コーチングに注力
これらの業務特化型があります。
「何をやってくれる事務所なのか?」
これを明確にすることは、
マーケティング、セールスの観点からも
とても重要なポイントですので、
ぜひ
「絞る」
をキーワードに、
事務所のサービスをブラッシュアップ
してみてください。
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