税理士専門経営パートナー、
税理士事務所経営サポートセンターの
亀山洋平です。
本日は「でんかのヤマグチに学ぶお客さんを“絞る”ことの意味」についてお話をします。
でんかのヤマグチってご存知でしょうか?
いわゆる町の電気屋さんなのですが、
近隣にヤマダ電機などの大手量販店がひしめく中で、
20年連続で黒字経営を達成されている
すごい電気屋さんです。
何がすごいのかと言うと・・・
業界平均で粗利率25%と言われる中で、
でんかのヤマグチの粗利は
39%を超えています。
山口社長は言います。
「大手量販店には価格勝負では太刀打ちできない。
当然何もしなければ衰退するばかり。
しかし、当社は赤字。
これ以上粗利率は下げられない。
そこで、逆に商品を高く売り、
粗利率を上げる作戦に出ました」
いかに高粗利を実現するか?
先生の事務所も目指すべきは
“売上”の拡大ではなく、
“利益”の拡大ですよね。
一般的に家電はどこで買ってもモノは同じ。
だとすると、当然ですが価格が安いところで買いたい!
と思うのがお客さんの気持ちだと思うのです。
常識的に考えると、このように考えてしまいがちですが、
山口社長の考え方は違うのですね。
でんかのヤマグチが高粗利を実現させた秘密とは・・・
「お客さんを“絞る”こと」
だったのです。
「え、お客さんは絞る?
そんなことしたら、売上はもちろん
利益も下がりますよね?」
このように思いますよね。
しかし、実は
電気屋さんに限らず、
あらゆる商売において
このお客さんを“絞る”ということが
利益をアップさせる非常に重要なカギと
なるのです。
次回のブログで
でんかのヤマグチが具体的に何をやって、
業界平均粗利率より14%も高い商売を実現できているのか?
そして、
先生の税理士事務所経営にどう活かせるのか?
これについて具体的にお話をしていきます。
楽しみにしていてくださいね。
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