稼げる税理士、稼げない税理士①

税理士専門経営パートナー、
税理士事務所経営サポートセンターの
亀山洋平です。

本日は「稼げる税理士、稼げない税理士①」についてお話をします。

稼げる税理士は顧問先が知りたいことを顧問先に伝える。
稼げない税理士は自分が伝えたいことを顧問先に伝える。

コミュニケーションがうまい人の特徴とは?

それは
「相手視点に立っているか」
です。

相手の立場に立って物事を伝えることが
できている人は意外と多くありません。

ついつい自分が伝えたいことをシャワーのように
相手に浴びせかけるトークをしている人。

こういう人って結構いませんか?

特に税理士先生といった専門職の方ほど
この落とし穴にハマりやすい。

正確に説明しようとすることばかりにフォーカスし、
テーマの大きな幹を意識せず会話し、
会話が終わって
「あれ、何の話だっけ?」と
相手に思われてしまっていることが多いのです。

例えば、顧問先向けにセミナーをしている先生も
最近は増えてきました。

セミナーテーマを見てみると、多くの事務所では
「最新!税法改正セミナー」
このようなセミナーをしている先生も多いのでは
ないでしょうか?

その結果どのようなことが起こっているのかというと
・・・

・まずセミナーに人が集まらない
・人海戦術で頑張って人を集めても、セミナー中みんな眠そう
・感想を聞いても、微妙な感想が多い

このようになってしまっているケースが非常に多いのですね。

なぜこのようなことが起こっているのか?

それは
「税法改正」というテーマは先生方にとっては
非常に重要なテーマであり、伝えたいテーマなのだと思います。

しかし、顧問先の社長にとっては正直興味、関心がないテーマ。
知りたいテーマではないのです。

つまり
ニーズの不一致が起こっているのですね。

逆に顧問先の社長が関心を持つテーマはどんなものがあると思いますか?

例えば、
「◯◯業の売上を今よりも2倍増やすために押さえておくべき3つのポイント」
「人がすぐに辞めてしまって、採用に困っている社長必見!スタッフ採用のポイントセミナー」

このようなセミナーテーマはいかがでしょうか?

顧問先の社長が興味があるのは、
あくまで“本業の経営”についてです。

売上アップ、資金繰りと人の問題は
どんな社長であれ共通して抱えている悩みがあるのではないでしょうか。

ぜひ“相手目線”でのコミュニケーションを意識し、
顧問先と接してみて下さい。

それだけで顧問先の反応がガラッと変わりますよ。

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