顧問先を勝たせることで、自分も勝つ

税理士専門経営パートナー、
税理士事務所経営サポートセンターの
亀山洋平です。

本日は「顧問先を勝たせることで、自分も勝つ」についてお話をします。

先日の投稿で
先生や税理士事務所の仕事は
「顧問先の永続的発展をサポートし、顧問先を勝たせること」
というお話をさせていただきました。

そして、
人を勝たせることを追求するBポジションを徹底することの大切さについても触れました。

事務所経営をしていてやりがいは？

クライアントの所長先生に
「事務所経営をしていてやりがいは？」
と聞くと、

「顧問先が成長していく姿を見ること」

このようにお話される方が多いです。

特に関係が長く、スタートアップから付き合いがある
顧問先だと思い入れが深くなりますよね。

いつもお伝えしていることで
「先生や事務所のセルフイメージ」
がどのようなものになっているかで、
顧問先への提供価値は全く変わってきます。

セルフイメージとは
「自分や自社に対する肩書き」
です。

一言で言うと
「あなたは何ができるか？」
を表現したものです。

例えば、
「顧問先の税務申告のサポートをする事務所」
このようなセルフイメージを持っていた場合
どうでしょうか？

確かにその通りではありますが、
これだと顧問先への提供価値は限定的になります。
他の事務所との違いもわかりません。

一方で、このようなセルフイメージを持つ事務所はいかがでしょうか？

「税務申告だけでなく、顧問先の収益アップをサポートし、
共に成長を目指す事務所」

「顧問先の収益アップのサポート」という
顧問先にとってのベネフィットが明確であります。

さらに、このセルフイメージを持つことで、
顧問先の収益アップにつながるサービスは
全て商品アイテムにできます。

他社との提携なども含めて事務所の事業領域を
広げることが可能です。

顧問先が成長することをサポートし、
事務所も共に成長していくことができれば理想的ですよね。

顧問先の業績が上がっていけば、
当然、顧問料もアップしていきます。

顧問先数を増やしていくことに注力するだけではなく、
顧問先を「絞り」、
絞った顧問先のサポートを徹底することで、
事務所を成長させていく戦略も考えてみると
良いのではないでしょうか？