税理士専門経営パートナー、
税理士事務所経営サポートセンターの
亀山洋平です。
本日は、
「ミッション」についてお話をします。
先日の投稿で「ビジョン」について
お話をしましたが、
「ビジョンとミッションを混同してしまっている」
あるいは、
「2つの違いについて明確に説明できない」
このような方が非常に多いです。
これらを教える立場にあるコンサルタントですら、
明確に違いを説明できない人がほとんどです。
明言しますが、
「ビジョン」と「ミッション」はまったく異なる概念です。
まったく異なる概念ですが、
両者は密接に関わりあっているものでもあります。
それでは「ミッション」について、詳しくご説明します。
“ミッション”とは?
「ミッション=使命感をもってやること」
一言でミッションを定義すると、このようになります。
ミッションを考える際に、意識したいことは、
「先生は誰を救いたいのか?」
この視点を持つことです。
先日のビジョンを考える際も、
先生の過去の人生の棚卸しをしていくことが重要
とお伝えしましたが、
ミッションを考える際も同様に過去の棚卸しが
マストになってきます。
ものすごく仰々しい言い方をすると、
「ミッション=世の中に対して果たしている使命」
このことを言います。
となると、
売上アップや収益の最大化といったことは、
ミッションとはなりえないことがわかります。
なぜならば、
収益をあげることは、企業体としては当たり前のこと
だからです。
例えば、
東京ディズニーランドのミッションは、
「ハピネスの提供」
です。
パークに来場してくれた方に対して、
アトラクション、ショー、接客サービスなど
あらゆることを通して、
「ハピネス=幸せ」を提供していくこと。
これを創業以来、徹底してきたからこそ、
90%以上という脅威のリピート率を誇っているのです。
さて、
先生は、
「限りある命を使って、何を成し遂げますか?」
「『これを達成しない限り死ねない』そう思えるものがあるとしたら何ですか?」
一度、じっくりと時間を取って、
これを考えてみて、自分の中で腑に落ちた時、
日々の仕事への取り組み方がまったく変わってきます。
そして、
このミッションがあるからこそ、
「ビジョン=先生・事務所の理想の状態」
がより説得力あるものになっていくのです。
ミッションとビジョンは、大きな軸の中でつながっています。
ぜひ、先生だけの
ビジョンとミッションを探し続けてみましょう。
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