顧問先が税理士に求めていること①

税理士専門経営パートナー、
税理士事務所経営サポートセンターの
亀山洋平です。

本日は、「顧問先が税理士事務所に求めていること」についてお話をします。

顧問先が税理士に求めていることは?

前回の投稿でお話をした
「会社の実情をよくわかる立場にある税理士事務所だからこそ提案できるサービス」
これについて考えてみられましたか?

前回もお伝えしましたが、
「経営者は経営の役に立つことはどんどん提案をしてほしい」
このように思っています。

経営者の関心事には共通項があり、

①売上
②資金繰り
③人の問題

これら3つは多くの経営者に共通する関心事であります。

ここからすごく重要な話をします。

「商品やサービスの価格はどのように決まるのか?」

これについて少し考えてみてください。

・・・

「なぜ、人は○○には高いお金を払うのか?」
逆に、
「なぜ、人は△△にはお金をあまりかけないのか?」

具体的に先生が最近高い買い物をされたモノを思い浮かべて、考えてみるとイメージがしやすいです。

答えをお伝えしますね。

「価格はお客様の関心事の関心具合のレベルに合わせて決定する」

これは大変重要なことです。

少し抽象的でわかりづらいので、もっとストレートに言うと、

「価格はお客様の悩みの大小によって決まる」

これが真実です。

例えば、結婚相談所のサービスを考えてみましょう。
サービスに申込みをする人は、
「私に合う異性と絶対結婚したい!」
という強い願望を持っていますよね。

関心事のレベルがかなり高いわけです。
だからこそ、数十万円する高額な会員サービスに申込みをするのです。

一方で、税理士業界の価格競争が数年前から進行しています。
「なぜ、価格競争になってしまうのでしょうか?」

残念ながらお客さんにとって、税務顧問だけのサービスは関心度が低いからです。
この現実に向き合うことが、事務所の限界突破の第一歩となります。

だからこそ、税務会計以外のお客様の関心度の高いサービスを追求することが重要になってきます。

大事なことは、

「関心事はお客様によって異なるので、先生のターゲットとするお客様の関心事が何かを正確に把握すること」

これが何より重要になってきます。
「お客様の悩み・課題を把握し、問題解決すること」がビジネスの本質です。

この視点を持って、先生の事務所のリソース(強み)とうまくマッチングするサービスを提案できれば、他の事務所との差別化にもなり、高単価での受注につながります。

税理士事務所は顧問先の財務状況をよくわかっています。
経営者は資金繰りや会社・個人にどのようにお金を残すのかに高い関心があります。

そのため、私たち税理士事務所経営サポートセンターでは、
顧問先のマネープランを考える「ライフプランニング事業部」を新たに創っていきましょうというご提案をしております。

これが「会社の実情をよくわかる立場にある税理士事務所だからこそ提案できるサービス」の大きな軸になると考えています。

顧問先に喜ばれ、税理士事務所の収益アップ、他の事務所との差別化にもつながり、事業参入へのハードルも低い、とメリットは実に多くあります。


「ライフプランニング事業部って具体的に何をするの?」
このような疑問を持たれるかと思います。

これについては次回の投稿でお伝えしますね。
楽しみにしていてくださいね。

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