税理士事務所の“価値”とは?

税理士専門経営パートナー、
税理士事務所経営サポートセンターの
亀山洋平です。

本日は「税理士事務所の“価値”とは?」についてお話をします。

先日、
事業家・思想家であり
日本一のビジネス書プロデューサー土井英司氏曰く
「若手No.1の思想家」
と評される山口揚平氏のセミナーにビジネスパートナーの方と
参加してきました。

内容が濃すぎて、あっという間の2時間でしたが、
そこで“価値”がどのように生み出されるのかという話題が出ました。

私もクライアントの税理士事務所と一緒に
「税理士事務所の“価値”って何だろう?」
ということはよくディスカッションしたりするので、
“価値”を山口さんがどのように定義付けされるのか興味津々でした。

そして、山口さんの“価値”を定義づける方程式が
非常に腑に落ちたのでシェアしますね。

“価値”の方程式とは?

ズバリ、

「価値=(専門性+確実性+親和性)/利己心」

これが価値の方程式となります。

まず、「専門性」と「確実性」はわかりやすいですよね。

税理士事務所の場合、
どのような業務・業種が得意なのか?
これを明確にすることが「専門性」につながります。

そして、会社の数字を扱う仕事ですから、
数字が誤っていたといったミスは当然ですが許されませんので、
「確実性」は重要です。

期限を守ることもマスト事項ですよね。
締切りを守らない常習犯はどのような仕事であれ、
信用を失い、マイナスの価値になってしまいます。

「親和性」とは、
わかりやすく言うと、
「いい人」
ってことです。

人間的な魅力と言い換えてもいいかもしれませんね。

同じサービスで同じ価格であれば、
人間的に自分が好きな人に仕事を頼みたいですよね。

そして、
この方程式の一番のポイントが
「利己心」の割り算になっているということです。

これが意味することは
「利己心」=自分の利益を考えれば考えるほど価値が下がり、
逆に相手のことを考えれば考えるほど価値が上がる
ということです。

ベクトルを自分ではなく、相手に向けること
が重要です。

税理士としてのキャリアが浅く、開業したばかりで、
専門性や確実性は他の事務所と劣ってしまう。

そのように悩まれている先生は、
ベクトルを100%相手に向ける
利己心を限りなく小さくすることで、
相手に与える価値は大きくすることができるのです

非常におもしろいかつ納得させられる方程式でしたので、
シェアしました。

山口さんの最新の著書
『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』
オススメです。

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